防犯を考えた暮らし方

ある日突然、空き巣に入られてしまっていたらどうしますか。出かける前に玄関の鍵をしっかり確認しなかったかも、窓の鍵が開けっ放しだったかも、そうしたちょっとのミスが大変な被害を生むことがあります。もちろん、鍵をかけていなかったからといって100%空き巣が入るわけでもなく、鍵をかけ忘れた自分が悪いわけでもありません。100%空き巣が悪いことは間違いありませんが、だからといって対策を何もせずに過ごすことは危険極まりないでしょう。

でも、毎日防犯の事・空き巣の事・もし被害に遭ったら!?という心配ばかりしていては、おちおち外に出る事もできず心が休まりません。そこで、いくつか防犯の基本ポイントをおさえて、防犯を考えた暮らしをすることで十分に対策していけるかと思います。

鍵はこまめに閉める

防犯対策が書かれている情報サイト、ブログのどれを見ても、まずは鍵を閉める事が基本とされています。それもそのはず、一番空き巣にとって手っ取り早い方法が「開いているドアから入る」ことなのです。ガラスを割る必要もない、侵入した形跡が残りにくいことからも、まずは鍵を閉め忘れた場所を探します。長時間ではなく、たった数分であっても中に入って物色する犯人もいますし、寝ている時に入ってくる忍びこみ、住人がいるにもかかわらずこっそり入ってくる居空きなどもいるため、日中・夜間・ちょっとした時間も鍵をこまめに閉めましょう。

鍵を閉める場所

鍵を閉める場所は、まず第一に玄関。そして、各部屋の窓、お風呂やトイレの鍵もきちんと閉めていきましょう。

補助錠を活用する

鍵を全部閉めたら換気も出来ない!ということになります。そういう時、玄関にはドアロック・ドアレバーをかけて、換気できる隙間だけドアを開けるようにします。窓には補助錠を取付けて、換気できる位置までしか窓が開かないようにします。取外しできるタイプの窓用補助錠もありますので、必要な時だけ設置することもできます。また補助錠は、普段使っている窓の鍵と合わせてかけておくことで、長時間家を離れるときに防犯対策としても活躍します。

留守がわからないようにする

泥棒はリスクを負いたくないので、人がいない留守時に空き巣を働くことが多いです。そのため、郵便受けに手紙や新聞が溜まっていたり、夜になっても灯りがついていない・洗濯物が干しっぱなしの住宅は狙われやすくなります。タイマー式で電気が点灯する、テレビがつくものを利用したり、旅行に行く時は洗濯物は家の中に干す、新聞や郵便物を一時的に止める、といった対策をしましょう。

 

こうした暮らしの中で危険になりうるポイントをご自身で見つけていく事で、自然に防犯対策を意識し対策をしていくことで、狙われにくくすることが出来ていくでしょう。

 

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